旅芸人 〜 タバスコとシナモン

カメラと写真・朽木鴻次郎

ローライ35なんてこわくない! ・ 目測/目測式カメラの使い方・とっても簡単なはなし・その4

目測式カメラだからって敬遠していてはもったいないです。

ローライ35とかね、目測式のカメラって、使うのはほんとはとっても簡単〜ヽ(´▽`)/ 

 

カッコよさそうだけど、楽しそうだけど、難しいんじゃなかな... と戸惑ってらっしゃる方の背中を押そうと、とっても簡単にフィルムカメラをはじめることができる・とにかくちゃんと写真を撮ることができる、そんなポイントを今まで3回にわけて書いてきました。

 

1・露出について〜フィルムカメラをはじめたい・はじめたばかりの初心者の方のためのとっても簡単なはなし・その1 - 旅芸人 〜 タバスコとシナモン

2・シャッタースピードについて〜フィルムカメラをはじめたい・はじめたばかりの初心者の方のためのとっても簡単なはなし・その2 - 旅芸人 〜 タバスコとシナモン

3・絞りについて〜フィルムカメラをはじめたい・はじめたばかりの初心者の方のためのとっても簡単なはなし・その3 - 旅芸人 〜 タバスコとシナモン

 

今日はローライ35とか、目測/目測式カメラのすすめです。

目測式カメラへの拒否感をなくすと、フィルムカメラの選択の幅がグーンと広がります。

 

 

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こんなかわいいカメラも(オリンパス・ペンS 革張り替えてあるの)

 

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こんなレトロクラシカルな蛇腹カメラも (フォクトレンダー ヴィトー兄弟、II 右、 IIa 左)

 

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こんな、いかにも〜、なクラシックコンパクトカメラも (フォクトレンダー ヴィトーB)

 

みんな目測/目測式のカメラです。

使い方はとっても簡単。

 

 

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このカメラ、ローライ35

 

ちいちゃくて高性能。とっても人気のあるカメラです。でも、目測/目測式だからといって敬遠する人が多いのも事実。

実にもったいない。

 

そこで、今日、今回は目測/目測式カメラの使い方のコツってか、それほどでもないけど、な、ことについて書いてみました。

 

 

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準備としては;
1・カラーのネガフィルムを使う

2・フィルム感度はIS0-100 IS0-400を使う

3・撮影は晴れたの日の昼間おこなう

4・花とか風景をまず撮ってみる(人物・動物じゃなくてね)

この4つのポイントは今までお話ししてきたことの繰り返しなのです。ただし、目測/目測式カメラではじめて写真を撮るときは;

 ISO100ではなくて、ISO400のフィルムを使ってください。

え?昼間、晴れてるときに400なの?フィルム写真に慣れてらっしゃる方ならそうおっしゃるかもしれません。

 

いいのです。...それでいいのだ!

 

オススメは、富士フィルムの「業務記録用の400」。値段が安いのでねヽ(´▽`)/ 

 

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 今回の露出表は、今までご紹介したものとはちょっと違います。

 

ISO400のものなんですヽ(´▽`)/  

 

晴れの日、昼間、シャッタースピードを1/125秒で設定すると、絞りはf22ですね。f22だとどの範囲のピントが合うかというと...

 

ローライ35で見てみましょう。

 

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はい。リングのメモリの数字があるのはf16までで、そのとなりの「・」がf22です。

つまり、1/125秒でf22まで絞ると、距離3mに合わせておけば、1.5mから無限(∞)までの範囲のピントが合う!ほぼ全部にピントが合うのですな。最強!ヽ(´▽`)/ 

 

はい、ぼくのいいたいことはお分かりだと思います。絞りを絞って、ピントの合う範囲を広く設定して使う。そのためにISO100よりも ISO400のフィルムを使う。

 

これがコツです。

 

きになる距離感覚としては、1m、3m、5m、10m この程度を大体で把握できるようにしておくだけで十分です。

 

「近くのものをアップで、絞りは大きく開いて、背景をぼかして撮りたい...!」

 

もー、目測式って、そういうカメラじゃないんですよ。

 

しかも、「ボケ味」の写真って日本から始まって、世界に広まって、せいぜい20-30年ですよ。ドイツの有名カメラ・レンズメーカーも「キレイにぼかす」っていう概念がなかった・少なかったというし...

 

はい、わかりました。秘密兵器をご紹介します。

 

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単体露出計(レンジファインダー)をつけるのです。これで距離を測って、測った距離を読み取ってからレンズに設定します。

 

あるいは、巻き尺を持って行って、それで距離を測る。自分の傘の長さを図っておいて、物差しの代用にする。スマホアプリの距離計を使う、そんな方法もあります。

 

ただし、目測式カメラは目測して使う。絞りを調節して、ピントの合う範囲の目盛り・メモリを利用してその範囲に被写体を納める。あるいは、距離は無限に設定しておいて使う。そんな撮り方をするカメラなんですね。

ただ、お遊びとして、あるいは、ピントが合わなくなるのも承知で表現の一種として、近くのものをネラってぼかしてみる。そんな楽しみ方もあるとは思いますよ。

 

ローライ35を使って、ぼかした写真の例は昨日(2017.6.21)このブログにアップしました。

kuchiki-kohjiro.hatenablog.com

 

コンパクトカメラなんでね、ほんのりボケでしょ?

ちゃんとボケ、しっかりボケ(なんやそら?)を作りたいなら、やっぱり一眼レフとかで大きなレンズを使う方がいいです。

 

++++

 

目測式カメラは難しくありません。

まずは基本、カメラの特性を生かして、絞って使って見てはいかがでしょうか。それに慣れたら、いろいろ挑戦してみるのも面白いですよヽ(´▽`)/ 

 

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