フィルムの最初のはじっこ写真です。
はじっこっていいよね。ロールケーキの両端、焼豚のはじっこ。太巻きのはじっこ。そこがうまいんですよ〜ヽ(´▽`)/
滋賀県の有名なバームクーヘン屋さん、はじっこが大人気で、タイムセールがあるんだけど、すぐに売り切れなんですと。
本当はフィルムをセットしたら、二、三回巻き上げて、空シャッターを切るの。セットするときに光の当たった部分を巻き上げて、まだ光の当たっていない部分を引き出してから使う。
そうしないと、こうなっちゃうからヽ(´▽`)/
赤く見えるのは、フィルムの裏側から光が当たったとき。
だからね......
裏ブタのどっかのモルトが薄くて光が漏れたり、どうしてもわからない、どっかから光がめぐりめぐって感光してしまうこともあるらしい。
カメラのモルトを張り替えて、裏ブタの開閉部を全部黒いパーマセルテープで塞いでも感光しちゃってた例がこれ。
友達に見せたら、「これはこれでいいじゃないですか!」って言われたけどなあ...
有名メーカーがあるカメラを試作している段階で「どうしても光周りの原因がわからない」と苦労する話を読んだことがある。ファインダーとかレンズとかどっかわからないところから光が「廻り込んじゃうこと」があるみたい。
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ポジフィルムをわざわざネガフィルムの方法で現像するのが「クロスプロセス」。知らなくて頼んで、出来上がりをみてびっくりぽん!
変なふうに、白昼夢みたいにうつるんだなっておもったです。アホの子ですヽ(´▽`)/
ポジフィルムはスライド上映するために画像が反転していないんですね。本来はすごくキレイに色が乗るフィルムなんですけどね。
クロスプロセスにさらに失敗を「重ねた」のが下の写真。
巻き上げないで二回写真を撮っちゃった。古いカメラなんで、二重露光防止機能なんてついていないんですよ。
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全体にぼけぼけーヽ(´▽`)/
おまけでつけてくれた「クローズアップレンズ(接写用)」を保護フィルターだと思ってつけて撮った写真がこれ。
カメラが悪いわけでも、レンズが悪いわけでもない。接写フィルターつけて景色をとるとこうなります。みんなワタクシが悪いのです...ヽ(´▽`)/
このカメラ(タクソナ TAXONA Tessar 3,5/37.5 T C.Zeiss Jena)の名誉のためにいうと、よく写るよ〜!
いろいろあるけど、それも味のうちですよ ヽ(´▽`)/
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