ローライの一眼レフカメラSL35/350ですが、ファインダーが暗い、見難い、ピントの山が掴みにくい...... ネットでは文句が溢れています。文句ばっかりいうなよ.......
ファインダーに補正レンズをつければいいんだけど。
ミノルタのがつく、ペンタックスのがつく、幾つか関連記事をネットで見つけることができましたが...... すでに生産が止まっていたり、数千円と高価だったり。
どしたらいいもんかなとこのカメラを買ってから、毎朝、毎晩、泣いてたんです。
そんなある日、とある記事によるとニコンのファインダーアダプターが使えると!そんなに高くないしヽ(´▽`)/
試してみました。
↑こちらが、SL35/350のファインダー、何もつけていない状況です。四角いね。
一つ目の方法は;
・Nikon アイピースアダプター DK-22
・Nikon FA 接眼補助レンズ -3.0
これを組み合わせて使います。
三枚の合成写真、上左のがアダプター、上右が接眼レンズ。ぼくは近視なので「マイナス3」を選びましたが、お店で確認して一番都合のいいものを探せばいいと思います。それを組み合わせて、合成写真の下が完成形ヽ(´▽`)/
接眼部が丸くなり、カメラのファインダーは四角いのですが、問題ありません。覗いてみると四隅まできちんと見えます。
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もう一つの方法。
・Nikon DK-20C 接眼補助レンズ -3.0 DK-20C-3
上は表(接眼)側、下が本体(カメラ)側。これはもう単体で補助レンズです。
しかし!
どちらもそのまま取り付けようとすると、キッチキチ。やや、というかかなり無理が出ます。したがって、アダプタの取り付け「溝(みぞ)」を少し削ってやる必要があります。ヤスリ・カミソリノコギリ、あるいはデザインナイフなどを使いますが....
細かい工作です。刃物を使いますので、工作に自信のない方は絶対に真似しないでくださいね。怪我が怖いです。あまり自信のない方は、マジ試さないでね。怪我が怖いのです。
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取り付けるとこんなカンジ。
丸い方。「Nikon アイピースアダプター DK-22、Nikon FA 接眼補助レンズ -3.0 」を組み合わせたものを装着。
これは、四角い「Nikon DK-20C 接眼補助レンズ -3.0 DK-20C-3 」の方。違和感ないです。
それでは、装着して、ファインダーを覗いてみると!
「おおおおお! よく見える!!!!(*゚▽゚)ノ」
ああ、嬉しい!
丸い方(アイピースアダプター DK-22)は、こんなのもつけることができます。
・Nikon FA 目当てゴム DK-3
ウルトラQのジラースみたい。エリマキトカゲ?ヽ(´▽`)/
このゴム当てで、接眼レンズのフチにメガネが当たるのを防ぐとともに、遮光するので、ファインダーがより見やすくなると言われますが、それほど実感はない、かも...
フィルム交換の時には、このままでは裏ブタが開きません。アダプタごと取り外さないと干渉してしまって、裏ブタが開かない。ちょっと不便だったので、ぼくは使っていません。
これで、ローライフレックスSL35/350の視界は改善できます。
めでたし、めでたし、とっぴんぱらりの、ぷヽ(´▽`)/
(2015.11.8に別ブログで公開した記事を加除訂正したものです。)
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