コダックの倒産が2012年、同社の年金機構による「コダック・アラリス」としての再生・再上場(NY)が2013年。
イーストマン・コダックも創業初期の頃は、訴訟合戦の末にライバルのアンスコに負けたものの、結局は叩き潰した。やられたアンスコは敵性国家の巨人アグファなどと手を組む。大戦間のことであります。コダック創業のジョージ・イーストマンは脊椎管狭窄症という難病に苦しみ、老いたのちピストル自殺をとげてしまうが、企業としてのイーストマン・コダックはパクスアメリカーナを背景に世界大帝国を築く。それでも21世紀になると、その長い歴史を閉じ、一旦は潰れちゃうのです。
「After the Kodak Moment」で検索すると、帝国の廃墟の様子をレポートした動画を見ることができます。ニューヨークタイムスの記事。ご興味のある人はどうぞ。
大きな会社、有名な会社、力のある会社でも、なんともあっけなく潰れてしまいます。私のいた会社(複数)もそうでした。二つもだよ。勘弁して....
あ、俺が疫病神なのか?ヽ(´▽`)/
なぜ潰れるのか? =「変化への不適応」、=「経営の判断」、=「従業員のおごり・大企業体質」 ......潰れかけてるとき、潰れたあと、いろんな人たちが、XX だからだ、XX が原因だった、XX が誤りだった、頭のいい分析が行われます。会社が潰れるのには、いろんな理由があるんでしょうけど......
あっけなく潰れるもんだな〜 o(*^▽^*)o あはははは!
上の写真は、かわいいでしょ? シグネット35 (Signet 35)です。
シグネットって、ハンコのついた指輪のこと。むかーし、年配の人がつけてたりしたけど、今はあんまり流行ってないな。
カイジュウや宇宙人、未来人に立ち向かう「ミッキーマウス」ヽ(´▽`)/
実際、シグネット35は、米軍に採用されたみたいですよ。制式採用されたものの色は黒やオリーブドラブです。かっこいいけど、お値段がすごく高い。
このシグネット35にはレンジファインダーが付いているんですね。ローライ35と違って、ちゃんとピント合わせができる。レンズはエクター。製品番号のまえに、「RE」って記号ついていて、その意味は「54」、つまり、1954年製造。朝鮮戦争の終結が1953年、フランスがベトナムから撤退、アメリカの介入本格化が、まさにこの1954年。一方で、マッカーシーへの批判が始まったのも、この1954年。
ケースもレトロで、かっちょええ。蓋の底には、まえの持ち主の方かな、お名前とその下に住所、Scottsbluff, NE と書いてありました。NEって、Nebraska ネブラスカ州か、すげー、アメリカ〜!
このカメラ、いい匂いがするのですね。だからかどうか、よく写るのです。
京都三条通り
松江大橋
松江城石垣
++++
大きな会社でもなぜ潰れるのか.......?
理由なんているんでしょうか? 後からそれをいっぱい挙げてどうなるんですか?
潰れる前に、言ってやれよ!
あ、潰れる前なら、そんな意見は聞かないのかヽ(´▽`)/
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