〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

ボケればいいってもんでもねえすヽ(´▽`)/

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いくらボケ味の写真が撮りたかったと言ってもですね、ボケすぎてはいかんと思うものです。

ちゃんと「被写界深度」、要するにピントの合っている幅、奥行きを計算して、開放だけでとるんではなくて、きちんと計算して、絞らないといかん。

反省です。

上の写真では、もうちょっと絞って、パスタはくっきり、でもその奥のパンはぼやっと。そうでなきゃいけないな。スパゲティはアルデンテ! ヽ(´▽`)/ 

 

 

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これなんかもまずいですね... 

いや、志津屋のイタリアン・サンドイッチも、セブンイレブンのフランクもすごくおいしんですけどね。

ピントの深さ、奥行き、幅が十分でない。

ピントは面で会うのですから、そこんところも考えないといかん。

 

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上から撮ってみたんすけど...

 

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にんにく、たっかいよね、250円もする。...いや、その話じゃなくてさ。

 

テーブルフォト、おいしそうな料理を撮ろうと思っても、ボケすぎはどうなのかな。


同じ絞りでも、マイクロフォーサーズカメラ、ハーフサイズカメラ、35ミリフィルムカメラ、中判カメラ、被写界深度はどんどん浅くなります。同じ感覚で絞り値を決めて撮るといけないのですね。

 

だから、35ミリフィルムカメラで料理を撮るときに、真上から撮るならともかく、料理のお皿にはこっちから向こうまでちゃんとピントが合って、その向こうのワイングラスやパンとかはボケる、という写真を撮りたいのなら、被写界深度を少なくとも10数センチ欲しいとすると、レストランの照明はお昼だってそんなに煌々としてるわけでもなし...! それに見合うレンズやカメラをちゃんと考えないとな。

 

デジタルのマイクロフォーサーズの気持ちで、テーブルフォトを35ミリフィルムカメラ、ましてや中判でやると、意図するところと違う写真になってしまう。

どんな写真を撮りたいのか、このカメラ・フィルムならどうなるのか、意識して写真を撮っていきたいと思っています。

(この記事の写真は、Rolleiflex SL35 w/Rolleinar 55/1.4 フィルムは感度400を使ったものです)

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

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