〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

モノクローム・白黒と露出・OM-1・フジACROS 100・毛布撮影???

【本記事におきまして、写真の表示が不安定で、表示されない場合があるようです。原因調査と対処作業中です。ご迷惑をおかけしているかも知れません。申し訳ありません。】
++++++++++++++++++++
 
白黒の写真をビシっと撮りたいなと思っているのです。ぼくが撮ると、ぼんやり、もっさりなの、どの写真も。

そこで、白黒・モノクロームの写真をうまく撮れないかな、と同じ場面で露出を変えて写真を撮ってみることにしました。こういう撮り方を「ブラケット撮影」といいます。

 

bracket は括弧とか同類をまとめたものとかいう意味で使われています。

upper age bracket : 高齢者層

そういう使い方ですね。

 

いや、以前「ブランケット(blanket)撮影」と思っていて、毛布でひとくくりにまとめることなのかなって....あはは。

(ブラケットには壁の棚を支える腕木の意味もあります。今知りましたけど。)

はい、閑話休題。フィルムは、フジのACROSS100を使いました。



Acros100

 
● 一日め:曇りの日

思い立ったのは曇天・曇りの日でした。カメラは、OM-1のブラックボディ。レンズは、Zuiko 1.8/50を使用。

Om1b

被写界深度が変わると違いがわからなくなるかもと、絞りはそのままで、露出計(Gossen Sixtino)に示された標準露出でシャッタースピードを1/125に設定して一枚。あと 1/250と1/500とで3カットづつ撮りました。二例ご紹介。


第一例:上から125、250、500
000588820015
000588820016
000588820017

 



第二例:同じく上から125、250、500
000588820024
000588820025
000588820026

 
+++++

●二日め:晴天の日

曇りの日よりも晴れの日の方がコントラストが出るかな? 天気で写りの違いもわかるかなって、仕切り直して晴天の日にもトライしてみました。

フィルムは同じくフジのACROSS100、カメラは今度はOM-"ドウカメ"-1 ヽ(´▽`)/ 帯広の道東カメラサービスさんにオーバーホールしてもらったOM-1です。するする動く。

Om1aa

さて、晴れの日の白黒・モノクロームの写りはどうかな? ブラケット撮影でございます。ブランケットじゃないよ。

第三例:同じく上から125、250、500
000588810004
000588810005
000588810006

第四例:同じく上から125、250、500
000588810013
000588810014
000588810015

++++++++

今まで、俺の白黒写真はモッサいな、何が悪いのかな、被写体か?、カメラか? レンズか? フィルムか? 露出か? 天気か? と全然わからなかったし、どう取り組んだらいいのかがモーローとしていたのですが...
 
何が悪いってぼくの腕が悪いんです。
 
......それを言っちゃおしまいなので、今回わかったのは「露出」が一つの解決のキーになったのは確かです。

今更当たり前か。

ここに載せたモノクローム・白黒の写真の編集は特別なソフトを使って調整はしていません。現像・デジタル化してもらったそのまま。いわゆる「撮って出し」というものです。一概にアンダーがいい、オーバーがいい、標準の露出で撮ればいいというものでもないですな。どんな状況の何を撮るかでよーく考えて撮らないと。また、どうすればどうなるかの理屈を理解して、感覚を磨くことも必要だな。

撮ったあとで調整してもなんとなくそれっぽくならなくないわけではないですが(下の例)。

↓そのまま
000588820004
 

↓マックの「写真」アプリで色々調整(*^m^)
000588820004_1
ちょこっとましになる。でもやっぱりちゃんと撮りたいですね。

不惜身命、頑張るでゴンス。ごっちゃんです。
 

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:生活と愉しみ 〜 ハリセンボンのおびれ
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh