〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

オリンパス ペン Olympus Pen EE-2・ピントあわせなくていいのなっ!

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オリンパスのハーフサイズカメラ「ペン」シリーズの「EE-2」です。EE、EE-2、EE-3はどれもピントが固定されている。

つまり、ピントを合わせる必要がないんです。「写ルンです」みたいなものかな...

って、「写ルンです」がペンEEシリーズみたいなものなんですね。「写ルンです」の方がずっと後輩ですから*1

 

じゃあ、写したいものからどのくらい離れて入ればいいの? 固定ピントの位置は「4m」とか「3.2m(びみょー)」だとか、ネット見ると出ていた。

 

 

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日本語のオリジナルマニュアルが見当たらないので、英文の見てみたら*2まずはレンズの解説が出て来た。

 

「搭載されている f 3.5  28mmの D.ズイコーレンズは、35ミリ換算で 40mmの画角となる」と書いてある。ふむふむ。

 

 

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「ピントの深さ」の項目です。色々書いてあるけど、出来るだけ感度のいいフィルム(とはいえ、EE-2でASA=ISO400 が最高設定ですが)を使って5フィート(1.5mちょい)も離れればまあいけるけどバッチリ写したいなら:

「use a distance longer than 7 feet to the subject. (被写体との距離は7フィート(約2.5m)以上とってください」

とある*3

 

なるほど。

 

 

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撮った写真を現像してもらいました。

 

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京都・宇治の水門。

 

 

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京都・もう営業していない(と思う)カラオケスナック。

 

 

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南区・近鉄鳥羽駅近く。京都市内でもまだまだこんなハタケが点在していますのよ。

 

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宇治のプラント。

 

 

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国鉄、おっと、JRの京都駅のお弁当屋さん。華やかだねぇ!

 

++++++++++

 

Olympus Pen EE-2 w/ Lomo CN 400 asa 400 setting.

 

ISO400のフィルムで400に設定しました。ちょっと明るめに320とか250、あるいは200に設定しても良かったかな。

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カメラを被写体に向けてシャッターを押すだけ。巻き上げるだけ。ピント合わせも、露出の設定もしなくていい。そんなお手軽なカメラです。

 

ハーフサイズカメラに36枚撮りフィルム詰めると、若者向けのラーメン屋さんで大盛り頼んじゃったみたいで、全然減らないし終わらないのよ。もう。

24枚撮りフィルム使いますよ。

 

お弁当のおかずも、おナベの具も、二、三品でいいんだよ、ほんとに、もうヽ(´▽`)/ 

 

 

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*1:EEシリーズは1961年から。「写ルンです」は1986年から。え、そんな後だったんだ!

*2:EE-2のマニュアルにはこのへんの記載が見当たりませんでした。レンズとピント設定が同じだから、この記事ではEEのマニュアルを参照しています。

*3:原文は15x20cm程度に引き延ばすなら5フィートでもいけるけど、大きく30x35cmぐらいに引き延ばすなら7フィートは離れてください、って書いてあるの。大体だけど。