〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

フィルムカメラを買う おすすめのカメラ

フィルムの写真をやってみたい。古いカメラを使ってみたい。でもどのカメラを買ったらいいんだろう。いきなりカメラ屋さんに行ってもバカにされちゃわないかな。...バカにされちゃうことはないとは思うんですけどね。

悩みますよね、どのカメラを買ったらいいのか これから始める方に向けて、どんなカメラがオススメなのかを考えてみました。

0. イチバンのオススメは

今欲しい特定のカメラがあればそれに挑戦する。たとえば「二眼レフがやってみたい」「ローライ35がかわいい」「ニコンFがシブい!」というおめあてがあればそれでいってみる。

フィルムカメラは趣味の世界なのです。

だから好きなものを手にするのが一番。仮にそれが難しくても、どうして自分に合わなかったのか? を考えると次の一台が見えてくる。ていうか、好きなカメラ、自分がいいと思うカメラじゃないと、持ち歩かないっす。

クビからかけておもて歩いたりするんだよ。

かっこ悪い・あんまり好きじゃないカメラ、ぶら下げられますか?

とはいうものの、別にこれといってこだわりないし...という場合もあるでしょう。むしろ、そういう方が多いと思います。

はい、今回は「特におめあてはないもん。自分の好みと言われても、正直どんなカメラが私のタイプなのか、わからないよ、フィルムカメラなんて使ったことがないんだし」という方のためへのご案内です。

1. フツーにオススメするカメラ

1960年代、日本のご家庭に文字通り「爆発的」に普及していった、「大衆カメラ」「ご家庭カメラ」といったタイプのカメラがあります。

操作も簡単だし、よく写る。だから売れたんですよね。

フィルムカメラ・フツーに最初の一台

もとからレンズのついてる、自動露出のカメラがオススメ

こんな感じのカメラ。シャッタースピードも絞りも両方とも、内臓露出計と自動連動するんですが、ピントだけは自分で合わせるというカメラです。

オススメは距離計(レンジファインダー)がついてるもの

レンジファインダーって距離計のことなんです。それから発展して、距離計とピントが連動してフォーカスを合わせるカメラを「レンジファインダー」とか「レンジファインダー式」カメラって言います。

上の写真の、コニカc35もミノルタハイマチックFもどちらもレンジファインダー式です。

レンジファインダー式でなくても、ゾーン式でもオッケー

ゾーン式って、レンズの周りとかに、「人のアップ」、「数人の集合写真」、「山とかの遠景」などのアイコンが印刷されている。

ファインダーの中に見えるイメージの大体の感覚で、そのアイコンにレンズの指標をそれに合わせて写真を撮る。

えー、そんなんでいけるの?

いやいやいや、これ、案外いけるんですよ。

まとめると

最初の一台、とりわけのお目当てもないときは...
もとからレンズがついていて、自動露出、ピントはレンジファインダーかゾーン。
このタイプが最初のフィルムカメラとしては、一番のおすすめかな、って思います。簡単に取れるし、持ち運びも楽チン。見た目も可愛らしい。

オリンパスペンEE/EESシリーズ
コニカC35
オリンパス35DCとか、キャノネットとか
minolta hi-matic F, etc. etc. etc.

自動露出で、ピントだけ合わせれば写真が撮れちゃうカメラ。

オリンパスペンEEシリーズならピント合わせもいらないのヽ(´▽`)/

まだまだた〜くさんあります。カメラ屋さんで、こんなカメラの名前を言って、いろいろ手にとってみて、一番気に入ったものをご購入するといいんじゃないかなって思います。

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とにかく始めてみましょう!始めてみると、新しい世界が拓け、新しいご自分を発見することになりますよ。 初めの一歩を踏み込んでみてください。

 

©️ 朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉
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