〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

ローライ・名前の由来の一説

二眼レフ。女性に人気らしっすね。で、ローライといえば二眼レフ、なんですが...

f:id:tavigayninh:20171203082602j:plain

もちろん、超小型で精密なローライ35。これも大人気。日本のアニメにもなっています。そのローライ35を速写ケースに入れてみました。ケースはeBayで購入したレプリカ。

f:id:tavigayninh:20171203082759j:plainローライフレックスSL350。私の好きなカメラです。人気ないのです。美人なのにね。

でね、ローライというブランド名の由来を調べたら、ありました。

・全日本クラシックカメラクラブ研究会報

・近代的な金属製精密二眼レフを完成させた「ローライフレックスの歩み」

・高島鎮雄氏

詳しくはそちらを検索してご覧いただきたいとおもいます。

 

f:id:tavigayninh:20171203083045j:plain

Rollei35TE + Portra 160

ライカはライツさんのライツ社のカメラだから「ライ + カ」。コダックは音からの造語。キャノンは観音。ニコン日本光学オリンパスは高千穂、高天原からの連想とギリシャ神話... ミノルタは実る田んぼからとも... いろいろあるんだよね、思ひ入れが。ほいたら、「ローライ」ってなんなの? って随分不思議だったんです。恋人の名前? ローラ? OKだよ! ローレライ????

ローライフレックスを生産していた会社の名は「フランケ&ハイデッケ」。創立者パウル・フランケさんとラインホルト・ハイデッケさん。フランケさんは営業畑、ハイデッケさんは技術屋さん。ちなみに二人ともフォクトレンダー社のご出身だそうです。さすが老舗のフォクトレンダー社ですな。この世界最古のカメラ会社はフォクトレンダーさんが始めた会社です。これも創業者のお名前が元になっている。

              f:id:tavigayninh:20171203083457j:plain

フランケハイデッケ社はロール式フィルムの供給機構に工夫を凝らしてカメラを洗練させたようです。なんともはや。要するにフィルム供給「ロール」と創業者の名前の「ハイデッケ」がくっついて、ロール・ハイデッケがローライになったというわけなんですか!

ロールハイデッケ、ローライデッケ、ローライド、ローライ....

...なるほどヽ(´▽`)/ 

ローライフレックスの廉価・普及版は、ローライコードなんですが、これは、Rollei + Record(レコード・記録)を縮めたんだそうな...ヽ(´▽`)/

f:id:tavigayninh:20171203083434j:plain

ローライのロゴ、最初の「R」はそういえば、フィルムのロールに見える? 見えない? 最後の「X」まで繋がってるよ。巻き取りされてるのかな? 

オリジナルのロゴはこれじゃないか...あはは。 

(文献は一つしか参考にしていないので、もちろん異論もあるかも、です。)

追記:経営破綻から現在(2026年)まで

ローライの商標権と工場が分離し、現在に至る経緯を簡潔にまとめました
  • 背景(1970〜81年):日本のカメラ台頭による経営悪化を打開すべく、シンガポールへ巨額投資するも失敗。1981年に最初の倒産を迎え、創業家が経営から離脱しました。
  • 決定的な分離(2007年):デジカメ移行の波に乗れず経営再編へ。ここで会社は「商標権」と「製造工場」に完全に分割されました。
    • 商標権:現在のRollei社へ移行。自社生産は行わず、ロゴのライセンス事業やサプライ品販売の道へ進みます。
    • 製造工場:伝統の工場と職人が独立。しかし「Rollei」の名を使うにはライセンス料が必要という歪な構造になりました。
  • 工場の終焉(2009〜2024年):商標を失った工場側は度重なる破産に直面。元社員らが新会社を立ち上げ伝統を守ろうとしましたが、2024年10月に最後の工場(DW Photo社)が完全閉鎖し、生産の歴史は幕を閉じました。
歴史ある高級カメラの実体(工場)が経営難で崩壊していく中、ブランド名だけが切り離されて生き残ったのが現在の姿です。強者どもの夢のあと。

~~~~~~~~~~~~~ 

www.youtube.com

kuchiki-office.hatenablog.com