〜 タバスコとシナモン 〜

カメラと写真・朽木鴻次郎

フィルムカメラはとっても簡単 はじめの一歩

インスタグラムやツイッター、SNSで流行りのフィルムカメラ。実はすごく簡単。誰でも始められる。しかもおしゃれだし、ちょっとカッコいいヽ(´▽`)/

フィルム写真・フィルムカメラ、すぐに始められますよ。

まずはフィルムカメラ・写真の「はじめのいっぽ」です!

1・カメラを買う

インスタとかSNS、ネットとかみて、かっこいいなあ、欲しいなと思うカメラを買いましょう。もちろん予算内でね。このカメラが欲しい! というカメラを買う。趣味ですからね。それでいいのだ。

2・フィルムを買う

カメラを買ったお店で、そのカメラに合う規格のフィルムを買いましょう。

フィルムの規格は、大抵は:

a. 35mm フィルム(36枚撮りをオススメします)
b. ブローニー(120)フィルムです。

いずれにせよ、カラーのネガフィルムを選んでくださいね。白黒とかポジフィルムは慣れたらすぐに使えるようになりますから、まずはカラーのネガフィルム。

そしてフィルムの感度は:

ISO 100 のものを買いましょう。(ブローニーならISO 160。)

オススメはまずは富士フィルムのものです。値段も安いものがいいです。ただし消費期限がありますのでね。スーパーで牛乳を買うときと同じ。確認してから買ってください。

3・フィルムを装填して、撮影の準備をする

こればっかりはカメラごとに方法が違うので、お店の人や友人に教えてもらいましょう。ネットには説明書や取り扱い動画がゴロゴロしてますから、それも参考にしましょう。

4・晴れた日の昼間、屋外に撮影に出かける

最初の撮影はワクワクドキドキですね。早く撮りたい!

でも部屋の中とか、雨の日、曇りの日は避けて、晴れた日に屋外に出かけましょう。雲が多少あっても大丈夫ですが、お日様が見えない曇りの日は、最初の撮影には避けたほうがいいでしょう。

撮るものは... 花、おしゃれなカフェの看板、素敵なベンチ... なんでもいいんです。最初はあんまり動かないものを狙いましょう。

5・シャッタースピードと絞りを設定する

写真は、カメラという真っ暗な箱の中に、適切な量の光を取り入れて、その光をフィルムに定着させるものです。光の量は、カメラの穴(絞り)とその穴を開けておく時間(シャッタースピード)で調整します。

シャッタースピードの設定ができるカメラだったら、最初の撮影は、1/125秒に設定してください。下の表をみて、絞り(数値が大きいほど、穴がチイちゃい)を設定してみてください。

晴れの日の屋外、日のあたっている物や人物、景色を撮るときには、シャッタースピードは1/125、絞りは f.11に設定しましょう。(フィルムはISO100。)

シャッタースピードや絞りの設定はオートマチック方式のカメラの場合は、一回、お任せしちゃいましょう、そのカメラにヽ(´▽`)/

6・フィルムを巻き上げて、シャッターを押す準備をする

フィルムを巻き上げると、自動的にシャッターが準備完了になるカメラが普通だと思います。古いカメラだと、フィルムを巻き上げとは関係なく、あなた自身でレバーを押したりしてシャッターの準備をするものもあります。

7・ピントを合わせる

目測カメラなら、「このぐらいかな?」ってところにピントリングを合わせましょう。レンジファインダー式カメラや一眼レフ・二眼レフなら、カメラを覗いて、写したいものにピントを合わせましょう。

8・こころをおちつける

......深呼吸......!

9・シャッターを押します。

カメラをしっかり構えて、肩の力を抜いて、ソッと、しかし、きっぱりとシャッターボタンを押します。

ぱしゃ! しゃこ!(巻き上げる音)、ぱしゃ! しゃこ!

10・撮影を続ける

大抵は36コマ撮れます。でもカメラによって撮れる枚数は違いますから、取説で確認しましょう。最後になるとそれ以上巻き上げられなくなりますので注意してね。

撮影中は絶対にカメラの裏ブタを開けてはいけません。それまで撮った写真がダメになりますよ。もう一度繰り返しますが、フィルムカメラは、デジタルと違って、途中で撮った写真の確認はできません。

11・フィルムを巻き戻す

撮り終わったら、フィルムを巻き戻します。巻き戻すときは、「巻き戻しボタン」を押す。するとフィルム送りロックが外れる(蓋をあけるロックじゃないですよ、注意!)。巻き戻しノブをクリクリと回して、フィルムをムリなく巻き上げます。力はいらないはずです。どっか引っかかる!と思われるときは、なにかがおかしいです。もう一度取り扱い方を確認しましょう。巻き戻さず、巻き取った側の芯ごと取り外すタイプのカメラもあります。取説を確認しましょう。

12・フィルムを取り出す

フィルムを取り出して、ケースや袋に入れて、引き出しなどの暗いところにしまいます。あまり神経質になることはありませんが、直射日光にはできるだけ当てないようにしましょう。

13・現像に出す

「現像して、CDに焼いてください」これでOK。必要ならあとでプリントもできますから、とりあえずは現像とCDに画像ファイルで保存して貰えば十分です。

ヨドバシ、キタムラ、ナニワ、そんなチェーン量販店に行くとやってくれます。

ネットで現像を頼むこともできます。ネット現像では「トイラボ」さん、「エビスカメラ」さん、あるいは「フォトラボ hi bi」さんにぼくは頼みます。

14・現像ができたら

お金を払って(多分1000ー1500円ぐらい)、CDと現像されたフィルムを貰って、お家に帰って、PCにCDを入れて、撮った写真を見てみましょう。

やったー!

15・拡散しましょう

インスタグラムやSNSに「#ワタシシャシン」「#ファインダーからみた世界」とか、かっちょいいハッシュタグやコメントつけてアップしましょう。

よくあるハッシュタグはね:
・#フィルムカメラ
・#filmcamera
・#film 
・#filmisnotdead
・#フィルムカメラ普及委員会 
・#フィルムカメラに恋してる
・#フィルム写真 
・#写真好きな人と繋がりたい
・#ワタシシャシン
・#ファインダーからみた世界
・#OlympusPenEE (一例です。「#カメラ」の名前です。)
・#Fuji業務用100(一例です。「#フィルム」の名前です。)

いいね、いっぱい貰えますよ!

 

©️ 朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉
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