デジタルはオリンパスのOM-D E-M10を使っています。マイクロフォーサーズ・マウントです。
デジタルもマニュアルもどっちもいいなぁ!
それぞれの良さがありますね。
デジタルカメラでもマニュアルレンズはあるし、アダプターをつけると昔のマニュアルレンズが使えます。
ぼくはRolleilfex SL35/350という一眼レフが好きでよく使っていいます。そのローライで使ってるQBMとかM42マウントのレンズがマイクロフォーサーズでも使えるんですね。
まずは、QBMレンズ用アダプター。
まずは、QBMレンズ用アダプター。
輪っかですよ。補助レンズもありません。レンズをつけるとこんな感じ。
これをカメラに装着すると、こんな感じになります。
これで、ヘリコイドぐりぐりしてピントを合わせることができるんですが.... ピントがつかみにくいんですな....
マニュアルカメラのファインダーはマット(半透明)とか、スプリット(分割)とかになっていて、当然ですが、ピントのヤマがつかみやすい仕様になっている。
一方、デジタルカメラは、フォーカスターゲットでピントを合わせていくのが基本仕様だから、ピントが合っていないところでも被写体がまあまあ見えてしまう。見えすぎるから、フォーカスマニュアルレンズではフォーカスが合わせにくい。これは仕方のないことですね。そういう仕様なんだもの....
ピント合わせを楽しみたいのに... これじゃぁなぁ...と毎晩毎晩シクシク、シクシクとまくらを濡らして泣いていたら....
「ピーピング」、もとい、デバガメしてどうすんの、「ピーキング」(ピントのヤマ・山・ピーク・peak)をつかむための機能が、マニュアル・アシスト機能にあるんですね〜!
す・ご・い・で・す・ね〜!
ピーキング機能をファンクションボタンに設定して、オンにするとこんな感じになります。
これ、別にタイガータンクにドライブラシをかけすぎて角が白くなってるわけじゃないですよ。
ピーキング機能で、ピントが合ってるところに「縁・フチ」や「カド」が白くハイライトされるんです。(設定で、黒くハイライトもできる。)
ピーキングオフだと、こんな感じに見えます。
この状況で撮った写真がこれ(下)。レンズはARGUS 2.8/28。マイクロフォーサーズですので、28mmレンズのイメージ画角は 56mmになります。
これ、F2.8の開放で撮ってるんですけど、マイクロフォーサーズにするとF値の明るさは変わりませんが、ピントの深さが同じF値でも広く(深く)なります。つまりボケにくい。
逆に言うと、ディープ・フォーカス狙いで、もっと絞って写真を撮れば、スナップのときにいちいちピントを合わせなくても、きっちりいけそうですね。って、実際いけます。ISO の高感度設定も自由自在だし。マイクロフォーサーズのデジタルカメラに広角よりのマニュアルレンズをつけて、スナップ!
これなら、あんまりフォーカス・ピント合わせに神経を使わなくてもできる!
...って、デジタルで古いマニュアルレンズ使って、ピント合わせをしたかったんじゃないの?
ぐ...
デジタルもマニュアルもどちらも楽しんでいきたいなヽ(´▽`)/アハハハハ
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