リコーフレックス ・ミリオン。ちょー高級品だったカメラというものをお手頃価格*1で販売して大ベストセラーとなったリコーフレックス シリーズの最終型です。シリーズは8年近く続いて、それ以降、リコーの二眼レフは高級機能機にシフトして行きました。時代なんだろうな。
戦後初めて販売されたリコーフレックス III型がブームに火をつけた。
・リコーフレックス III 1950年9月 7,300円
・ミリオン 1957年9月 6,800円
値段下げてるよ。すごい努力だったと思います。
「ミリオン」とはシリーズ総販売台数100万突破を記念してのモデルだそうです。本家本元、リコーのホームページで紹介されています。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/ricoh-filmcamera/cameralist/flexmillion.html
背面が複雑な形而上、もとい、形状だって書いてある。ただし、ぼくの個体は背面はシンプルな赤窓が一つ。別のサイトで調べたら、どうやらミリオンにも数タイプあるらしいっす。
シャッタースピードも、B, 1, 1/2, 1/5, 1/10, 1/25, 1/50, 1/100, 1/300 と高級になってる。以前のモデルは B, 1/25, 1/50, 1/100 だったのですけどね。
というわけで、試し撮りに出かけましたヽ(´▽`)/ フィルムはフジのNS160PRO。カラーネガティブフィルムです。
やるのう。1957年製。
売れるのもわかるよね。
愛の街、間之町ヽ(´▽`)/
今回も二重露光してしもた。わざとじゃないっす。シャッター切って、「あ!」と思った。
リコーフレックス はこれで2台目。以前のVI型のご紹介はこちらでごわした。
kuchiki-kohjiro.hatenablog.com
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*1:とはいえ大卒月給の一ヶ月分程度